2008/04/19
札幌の街は、テレビ塔を中心に東西南北が分かれています。その西側1丁目~12丁目まで花壇や噴水、さまざまなモニュメントが点在する、ここが大通公園です。
今回ご紹介したいのは、世界的彫刻家、故イサムノグチ氏の「ブラック・スライド・マントラ」です。
大通公園の8丁目と9丁目の間は、さえぎる道路が無いため、公園内の一番広い空間となっています。その真ん中にひときわ輝くマントラがありますが、ノグチ氏の作品だと知ったのは、つい最近のことでした。また、このマントラーにある物語があった事も、観光の勉強をしていて知ることとなりました。
1998年5月、札幌市に提案されていたモニュメントを、公園のどこに設置するか、ノグチ氏に相談しました。とにかく見てもらおうと、公園を案内をしていたところ、ノグチ氏から8丁目と9丁目の間の、道路上に置いてほしいと言われました。そうなると南北に公園を横切る道路を遮断しなければならないため、マントラーの置き場所は中々決まらず、結局9丁目広場の真ん中に設置していました。
しかしノグチ氏の死後、彼の遺言を尊重して道路を遮断し、マントラーが設置されました。広くなった公園を元気に走る子供たちを見ていると、何をノグチ氏が望んでいたのかが分かりますし、また作者のわがままを尊重した、札幌市に拍手を送りたくなりました。マントラーは黒花崗岩(クロカコウガン)で出来た滑り台で、子供たちのお尻で磨かれて、いつも光り輝いています。
イサムノグチ氏の作品は全国に点在しますが札幌ではモエレ沼公園でも見ることができます。触って遊べる彫刻をあなたも体験してみませんか。
大通公園は札幌駅より歩いて15分位 タクシーで¥650
モエレ沼公園は札幌駅より約20~30分¥3,530位









